2008年11月21日
原美術館
東京・品川にある原美術館へ行きました。
原美術館は、現代美術を専門にする美術館の草分けとして、1979年にオープンしました。
都会の真ん中にありながらも、緑の多い閑静な住宅街にたたずむお洒落な美術館です。

原美術館(はら びじゅつかん)
東京都品川区北品川4-7-25 (品川駅高輪口より徒歩15分)
TEL:03-3445-0651
営業時間:11:00~17:00(祝日を除く水曜日は~20:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:一般1,000円ほか
ヨーロッパ・モダニズム建築様式を取り入れた洋館は、1938年に原邦造氏の邸宅として建造されました。
上野の東京国立博物館や銀座の和光ビルなどを設計した渡辺仁氏の代表的な作品のひとつです。

白いモザイクタイルを張りつめた外壁と、芝生が綺麗な中庭を囲むアール形状が印象的な建物でした。
館内は撮影禁止のためご紹介できませんが、フローリング床の模様も素敵でした。
個人の邸宅としては広く、もともとの部屋を想像しながら館内を眺めるという違う楽しみ方もあります。
建築主である原邦造氏はたった2年しかここに暮らすことができなかったと言います。

11月末までは、写真家米田知子氏の「終わりは始まり」という企画展が開催されていました。
写真そのものは本当になにげない風景やモノですが、そこに「見えないものを見る」視線で撮られた写真です。
歴史的背景や、国家・民族・社会などに関わる作品が多く、自身の知識の浅さを反省しました・・・(^^;)
美術館の中にある『Cafe d'Art』は、中庭に面したオープンテラスが心地良い都会のオアシスです。
ティータイムはもちろん、パスタなどの軽いランチもいただけます。
Cafe d'Art(カフェ ダール)の一番のおススメは、開催中の企画展をイメージしたケーキです。
この日、米田知子展「終わりは始まり」のイメージケーキ(700円)は、杏仁豆腐に黒胡麻ムースです。
展示も難しかったけど、こっちのイメージケーキもまた難しい・・・(>_<)

常設展示作品は、ここでしか見ることが出来ないモダンアートです。
奈良美智「My Drawing Room」、ジャン=ピエール・レイノー「ゼロの空間」、宮島達男「時の連鎖」など
元々はトイレだったりした小さな一室をまるごと作品として作ってあります。
古代・近代美術は敬遠している人も、現代アートなら気軽に触れられるのではないでしょうか?
芸術の秋に、たまには美術館へ足を運んでみてはいかがですか?
